PCファンをPWM制御してみた

久々に記事更新

先日、大阪へ行った際にデジットで買ったミニPWM発生器キットを制作

部品点数自体は少ないのでサクサク組み立て
ブレッドボードなどで使いやすいように、キットでは白いXHコネクタになっているところをピンソケットに変更しました
耐圧とか耐電流とか考慮してXHコネクタになっているのかもしれませんが、まあ、うん。
たぶん大丈夫だろ(小声

で、実験

PWMファンの配線なんかはainex様のサイトを参考に
冷却ファンの結線仕様


最初は基板への電源供給を5V、ファンの電源を12Vで動かそうとしたのですが、なんか妙な挙動に・・・
可変抵抗の両端でMAX回転、中央付近で僅かに回転数が下がる感じ

電圧降下でPWMの振幅が4.5Vくらいしか取れなくて、ファンの回転数制御部(?)がうまく動いてくれなかったのかも
基板への入力を12Vにしたらちゃんと制御できるようになりました

せっかくなのでオシロにつないで波形を見てみることに
12V入力で、まずは最小回転数の状態

duty10%くらい?

最大回転数

こちらはduty90%くらいかなー・・・?

大体中間

ふむー
12V入力で振幅11.44Vってことは5V入力の方も電圧降下が結構大きそうですね

また今度調べてみよう

8/11 22時追記
確認してみた

振幅4.66V、可変抵抗を動かすとdutyも変わっていました
そこでPWM制御ファンの資料を探してみると山洋電気様の資料を発見
その資料によると振幅は4.75V〜5.25V必要との事で
今回の場合では電圧降下でギリギリOUTということなんですね

キットやファンの誤差・個体差で結果が必ずしもこうなるというわけではないかもしれませんが
今回の結果は中々面白かったです^^

8/15追記
9VのACアダプタで追試したところ、5Vの時と同じ動作になりました。何故だw
PC用ファンはPWMに12V程度の振幅が必要なんでしょうかね?
それともPWMキットのヘッダピンのショートの仕方を間違えてる??
もうちょっと調査が必要なようですw

ニコ生企画、読書感想文を書こうコンテスト

前置き
ある生主さんの枠にて「皆でミリタリー関係の本を読んで読書感想文を書こう」
という企画が持ち上がったのでゴールデンウィークを利用して読んで書きました。

−−−−−ここから本編ペーン−−−−−

零式水偵空戦記(竹井慶有著)

まず、この本を手に取った理由は3つあり
1つ、水上機が好きであること
2つ、艦これのサーバ名にも使われているショートランド泊地からその話が始まること
3つ、「水偵」が「空戦」という末期感

誤解の無いよう書き加えると、3つ目の理由は著者をディスっているつもりはなく
もうあるものは何でも使わなければ水上の安全の維持もできないという末期戦状態への感想です。
(さらに言うならば、それでも水上の安全を維持は難しかったのですが・・・)

著者は上飛曹、零式水偵の操縦員としてショートランド泊地に着任
そこで夜間出撃による敵艦の索敵攻撃と陸上基地の襲撃を主な任務とされ
その後は戦況の悪化に伴いラバウル小松島、父島、台湾、大湊と転戦
標的は水上艦や陸上基地から潜水艦に代わり
最終的には特攻待機中の大津にて終戦の報を聞かれたそうです。

正直な話、このようなノンフィクションは始めて読む代物でしたが
当時の搭乗員の生活や出撃風景などが記されており非常に面白かったです。

本書を読むまでは考えもしなかった事柄も多くあり
その一つはショートランド泊地の生活の中での現地人との交流です
内南洋の島々には当然人が住んでいる島も多くあるはずなのに
「現地人が定住している」という事はすっかり頭から抜け落ちていました。

実際のところ、当時の現地人の方はどうしてたんでしょうかね?

平和だった島に突然軍人がやってきて水上機基地、あるいは飛行場を建設し
島とその周辺の制空権、制海権をめぐって一心不乱の大戦争が始まるとか・・・
なにそれこわい。

また、筆者の一搭乗員としての戦争・・・
米軍の爆撃で数メートル吹き飛ばされたり、搭乗機体の故障に難儀したりと
生に近い搭乗員の戦闘というものを読めると思います。

ローテーションを組んで毎日の索敵飛行(しかも夜間)
艦隊を発見すれば触接を行い、味方機を誘導
最終的には自らも腹に抱えてきた60kg爆弾を緩降下爆撃
偵察機って相当やる事多いです、正直想像以上でした。

軍隊生活の中でキツイ目に遭っていてもそれを大げさに表現せず
缶詰をギンバイしたけど美味しくなかった話や、バナナを食べすぎて腹を下すなど
ちょっと面白いエピソードと混ぜつつも、淡々と書き連ねているのが強く印象に残りました。

最後に、水偵で戦争を戦い抜き
戦後は日本の復興に力を尽くされた筆者に
敬意を表してこの読書感想文を締めさせていただきます。

ねんがんの オシロスコープを てにいれたぞ!!

ニア そう、かんけいないね
    殺してでも うばいとる
    ゆずってくれ たのむ!!

はい、定番のロマサガネタです

7/16、17と東京出張があったのでもう一泊して秋葉原へ行ってまいりました
目的は計測器ランドさんショールームです。

前々からちゃんとしたオシロスコープが欲しいと思っておりまして
このような低価格帯オシロスコープの比較表を作ったりしていました。

この中でもOWON製のは割とネットでも購入報告があり、ちょくちょく見ますね。
レクロイのは頭一つお高いですが、あのカッコよさは選択肢に入るなあ・・・とw

本命はリスト一番右のRIGOL DS1054Z
リストを作成した当時は新製品で日本未上陸だったため価格は空欄になっていますが
出張直前に計測器ランドの通販リストに掲載されており、価格は¥53,147
4chで周波数帯域が50MHzあり、メモリ長も長く、画面も7インチと広くてこの価格
コレって何かの罠じゃなかろうか・・・とか思いながら見に行きましたw

ショールームではRIGOLジャパンのセールスマネージャさんがおられまして
一通り説明を拝聴することができました、その内容を(理解できた分だけ)軽く箇条書き
・計測器ランドさんが正規代理店になった
・日本語説明書は無く、現在鋭意製作中とのこと
・価格の件については「多分、日本が一番安く売ってる」とのご回答
(シェア伸ばすための戦略価格とかそうゆうのかなー・・・)
・さらに7/18限定で値下げ、¥50,350で買えると!

機能や性能など、技術的な話が全くありませんねw
私がオシロや電気の事に関して詳しくないので、理解できていないというのもありますが
この辺の価格帯の機能・性能ってドングリコンペティションじゃないかなー・・・とも思っていますw
なので後はアフターサポートなんかの比較になりそうで、その点では
他の中華系オシロと比較すると正規代理店と日本法人があるのが強みになると思います


RIGOL 1054Z買っちゃったよコンチクショーww
帰ってすぐに触りたかったので手持ちで持ち帰るという暴挙w


つうわけで開☆梱!内容物は
オシロ本体
電源ケーブル
・プローブ4本とカラーリングなど周辺部品
・USBケーブル
・取説、PC用ソフトなど一式


そしてお約束の調整用端子に接続しての波形観察

まずはオシロスコープの使い方を勉強して
勉強がてらスイッチング電源やらヘッドホンアンプの波形観察などしてみたいと思います

長い割に内容が薄いですが
今日はここまで。

デスクトップオーディオ環境完成

前回の記事の最後に通販ポチーしたものが3日くらいで届きました
そんなわけで机上を整理して設置


アクリルのコの字型ステージです
電源分岐器、DAC、アンプ、HPAを机上に平置きするとスペースをかなり食うので
このように上積みで設置しました

こちらのコの字ステージは厚み5mmの板材を曲げで作ったものでそれなりに見栄えがします
10mm厚にすればもっと高級感?も出そうだったのですが
曲げRが大きくなるのと、一気にお高くなるので妥協w


見づらいですがスピーカをちょっと上を向くようにスピーカ台も自作しました
こっちは近所のホームセンターで材料を買って切ってもらって
木工用ボンド&木ねじで組み立てただけー
材料費、加工費で1500円くらいだったと思います。

これでデスクトップオーディオ環境は一応完成。

大したことしてないから文章が膨らまねえwww
そんなわけで今日はここまで。

ミッション発動!電源タップを解放せよ!!

今回のテーマは電源タップの解放です。

というのも、デスク周りで使っている電源タップは6口あるのですが
・PC電源
・モニタ電源
・USBDAC用12VのACアダプタ
・スピーカ用D級アンプ用5VのACアダプタ
と、4口埋まってるので2口開いてる
・・・と見せかけて、ACアダプタが隣の口を半分塞いでいるため、実質これ以上使えません。
ACアダプタがタップの口をふさぐって、何というかお約束ですなあ

そこで、前回・前々回の電流計の話になるのですが
あれで大体の消費電流を把握して、電源分岐器を作ろうと考えました。
んで、せっかくだからもうちょっと付加機能を付けたい
差し当たって必要なのは2種類3口
・USBDAC用の12V、30mA程度
・スピーカアンプ用の5V、20mA程度
・ヘッドホンアンプ用の5V、50mA程度

ふと足元を見ると、そこには購入後放置だった安定化電源キット!
これをアイテクで買ったのは一体何年前だったかw
確かMさんと大須行ったときに買ったような記憶が・・・

さあ、工作の時間じゃー!!
まず箱!購入放置だったこれを使います!

穴あけ〜

サクッとキットを組んで組み込み〜

正面、というか側面というか

後はDCケーブル作ってかーんせーい!

はい。
電源は12VのACアダプタとして、その12Vをそのまま出力するスルー端子を2口
12Vを5Vに降圧して出力するのが2口としました
スイッチとかインジケータの類は割り切って無しとしました。
(ここにスイッチ付けとけば一括ON・OFFができたのにねw)

一応、電流計で消費電流合計を確認したら100mA程度と
上で確認した消費電流の合計と同じくらいでした
つうかさ、この程度ならヒートシンクいらなくね?いらないよね?
三端子レギュレータをケースに直付けすれば済む話だよね?

セルフツッコミを入れつつ、次なるアイテムを通販でポチー(送料込み2218円)
というわけで今日はここまで。

今度はデジットのデジタル電流計

デジットに注文した1A電流計が届いたので、部屋にあるもので適当に組んでみた


目薬を買ったときに付いてきたオマケケースに組み付けてコネクタを付けただけー
別にコネクタ付けるだけでも良かったんですが
今後の使い勝手を考えると置いた際にそれなりに固定できたほうが良いですね


まあ、中には配線しかありません


使うときはこんな感じにケースを開いてスタンドにします
今回の測定状況は、12V→ドロップ型DCコンバータで5Vに→ヘッドホンアンプ
・・・DCコンバータとヘッドホンアンプの消費電流を合わせて50mAくらいですね

楽しくなってきて他のも測定してみたら、デジタルアンプは20mA程度。
YAHAは電源ONの瞬間に1A位まで一気に上昇しゆっくり下降、最終的には300mA程度で安定していました
これが真空管の突入電流というやつかw 電流の上がり方にちょっと吃驚したw

まあそうゆう使い方をするならアナログ電流計の方が良さげですがw
お手軽に測定できて多少手荒く扱っても問題ないということではデジタルに分があるかなー・・・と思います。

ボントンで買った電圧・電流計

更新RTA(リアルタイムアタック)に挑戦
推敲をできるだけ減らしてサクサク書く訓練を兼ねてw

大須のボントンでこんなの買って作りました
配線までされているのでコネクタ付けただけですw

コイツが何かっつうと、デジタルの電圧・電流計
電圧は30Vまで、電流は9.99Aまで測定可能となっています。
私の場合はACアダプタで使うのが前提なので、電源直結。

使用時はこんな感じ

以前製作したYAHAの電源に噛ませて測定してみた

電流は0.34A程度か・・・流石に真空管はそこそこ使うんですねえ
最初は前回チラッと写真に写っていたスピーカ用デジタルアンプの電源を測定してみたのですが
消費電流が小さく、0.00〜0.02くらいしか振れませんでしたw

なのでデジットで1AまでのLED電流計を発注w
その辺はまた届いてから。

・・・ここまで12分。
文章書くのが苦手なのでもっと練習せねば。