ロジクールM570の修理

久々の電子工作ネタ
トラックボールM570の左クリックが不調
シングルクリックのはずなのにダブルクリックになってしまう事例が発生

こんなこともあろうかと!
年末に秋葉原オムロンのマイクロスイッチD2F−01Fを買っておいたのだよ!フゥハハァー!!

買ったショップの名前を忘れたのは秘密だw
1Fは工具類で地下に部品屋(スイッチ類が充実)があるショップだったのだけれど・・・
M氏、ここを見てたらフォローくださいw
 ※ヒロセテクニカルさんでした、M氏のフォローに感謝

M570の修理にはD2F−01Fが必要と思われがちだが、別に普通のD2Fでもできる
スイッチの加重が軽いか重い(普通)かだけの違いです。で、普通のD2Fなら大須の電化パーツでも入手可能!
 ※1.スイッチの加重の違いのほかに接触抵抗なども違うようです
   また、それぞれに適した負荷の大きさがありその範囲外の仕様では耐久性が落ちることもあるようです。
   詳細はオムロンのメーカページを参照ください(8/7追記)
 ※2.D2F−01Fはいつの間にかマルツパーツ館でも普通に取り扱うようになった模様(2/13追記)

さて、まずは分解


ひっくり返して、トラボのソールを剥がすとそこにネジ
最後の一本は電池ケースのラベルの裏にあるので注意
ネジは分解防止に*の形をしていますが、小さめのヘキサでも無理矢理回せます
写真見づらっ!

オープンセサミ


元のスイッチは・・・むぅ、君はどこの子だ?メーカ名すら印字されていないとは

もうちょっと分解、本体から基板を取り外します
ここは普通の小ネジなので、普通のプラスドライバーでOK

あとは頑張ってスイッチを外す
最近の電子機器は環境問題から鉛フリーはんだを使っているのではんだの融点が高い
モノにもよるので一概には言えないけれども、鉛入り:180度 鉛フリー:220度くらいでしたっけ
融点を下げて、作業性を良くするために普通のはんだを追いはんだして作業します

そんなこんなで、スイッチとれた

スイッチ組み付けのためにスルーホールの中に入ったはんだも除去しておきましょう
スルーホールを暖めつつ竹串を刺してやればホール内のはんだを除去できます

で、オムロンスイッチを取り付け

あとは外装に組み込むだけっすな

組み込む際には裏面の電源スイッチの噛み合わせに注意

かーんせーい
まあ、見た目は一切変わらないので写真は割愛
ボタンの感触が「カチッ」から「コチッ」に変わった!!(どうでもいいwww)
自分で手を入れた分だけ、新スイッチの方が触感が良く感じるwww